映画『デッドプール2』にも登場した、二刀流の剣士「シャッタースター」が主役コミックを獲得!ライターを務めるティム・シーリーが構想を語った。
Source:Marvel
剣闘士、戦士、そしてスーパーヒーロー
ティム・シーリー「僕が最初にニューミュータンツ誌でシャッタースターを見たのは、12歳の時だった。彼に魅かれるには完璧な年齢さ、奴はエイリアンのグラディエイター(剣闘士)なんだぜ!おまけに登場してすぐに、背後にいる悪党を殺すために、自分の剣で自分を刺したんだ!」
シーリーのキャラクターへの見方はそれから進歩したが、新シリーズはその進化に焦点を当てるようだ。
「今の僕の興味は、キャラクターの”ハードボイルド・ノワール”な面なんだ。彼は、スポーツのためのバイオレンスが人生だった男だ(※シャッタースターはモジョーワールドで娯楽のための剣闘士として造られた)。彼は今、そこから離れようとしている。しかし彼を真っ当な生活に保っているのは、ほんの薄い糸なんだ。簡単に切れてしまう」
「築き上げた生活が崩れた時、シャッタースターは、自分が本当にグラディエイターのリングをあきらめたのか、自問せざるをえない。シリーズはある部分、ジョン・ウィックのようで、ウィル・アイズナーの『A Contract with God』をぶっかけた感じだ。そして、多くのX-MENの異次元世界の神話に満たされている」
「ファビアン・ニシーザとロブ・ライフェルドの原点からは離れないつもりだ。特にニュー・ミュータンツ誌の最期の数話には、この男の最も純粋な形が見られるよ」
90年代X-MEN世界が好きなファンには、注目の作品になりそうだ。もちろん『デッドプール2』で興味を持った人もぜひ読んでいただきたい。今度は出オチじゃないからね!
『シャッタースター #1』は10月発売。ストーリーはティム・シーリー(Tim Seeley)、アートはカルロス・ヴィラ(Carlos Villa)。