この9月、ウルヴァリンの死と再生を描く三部作の最終章となる、全5話のリミテッドシリーズ『リターン・オブ・ウルヴァリン』がいよいよスタートする。
そのクリエイティブチームに、人気アーティストのデクラン・シャルベイが新たに加わることが発表された。それに伴い、新コスチュームや新たな敵の姿なども明らかになった。
Source:Marvel
これがウルヴァリンの新コスチューム!? 新たな敵ペルセポネとは?
いよいよウルヴァリン復活の謎が明らかになるという、リミテッドシリーズ『リターン・オブ・ウルヴァリン』。手掛けるのは、『デス・オブ・ウルヴァリン』でローガンの死に様を描き切ったチャールズ・ソールとスティーブ・マクニーブンのコンビ。まさしく死と再生を同じコンビが手掛けるわけだが、ここに新たなアーティストが加わる。
日本でも人気が高い『デッドプールVol.3:グッド・バッド・アンド・アグリー』でお馴染みの、デクラン・シャルベイだ。
#1をマクニーブン、#2~#4をシャルベイ、そして最終話となる#5を再びマクニーブンが描くという構成になる。
シャルベイは「いつかウルヴァリンの本を描くことを、いつも夢見ていたんだ。でもこんな重要な作品に参加できるとは思わなかったよ」と喜びを語っている。
そして、シャルベイがデザインした、ウルヴァリンの新たなコスチュームも明らかになった。
黒を基調としたデザインでなかなか格好良いが、これが今後のレギュラーコスチュームなのか、物語の流れで着る仮のものにすぎないのかは定かでない。やっぱりオリジナルの黄と青のコスチュームが懐かしいという人も多いだろうが。
そして、新たな敵とされる新キャラクター、ペルセポネのデザインも明らかにされた。(デザインはマイク・ホーソン)
この新キャラクターについては、まだ何もわかっていない。ウルヴァリンの敵役に女性というのは、ミスティークにレディ・デスストライクにヴァイパーと、決して珍しくはないが……。ギリシア神話に登場する冥界の女王の名を冠しているところを見ると、もしかしてそっち系のキャラクターなのだろうか?
また、爪が高熱を発するという噂の新能力にも、彼女が何か関わりがあるのだろうか?
徐々に詳細が明らかになってきた『リターン・オブ・ウルヴァリン』。9月の発売が楽しみである。
『リターン・オブ・ウルヴァリン #1』は9月19日に発売。
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