ワーナー・ブラザースは、ホアキン・フェニックス主演で、DCコミックスの人気悪役ジョーカーのオリジンを描く映画の製作を決定した。これまでのDCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)とは独立した作品となる。
Source:THR
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よりダークで実験的な作品に!ジャレッド・レトのジョーカーはどうなる?
ホアキン・フェニックスは既に出演契約を終え、9月にはニューヨークで撮影に入る。
監督は『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』のトッド・フィリップス。
原作コミックのジョーカーのオリジンは複数あり、今回の映画がどれを下敷きにするかは不明だが、ワーナーは「社会に軽視された男を探究することは、グリッティなキャラクターの研究だけではなく、幅広い訓話となる」としている。
低予算ではあるが、従来のスーパーヒーロー映画では見られないダークなトーンで、より実験的な作品になりそうだ。早ければ2019年の後半にも公開になるとのこと。
なお、『スーサイド・スクワッド』でジャレッド・レトが演じたバージョンのジョーカーだが、ワーナーはこちらも単独映画を企画しているらしい。いささか混乱するが、コミックにはマルチバースの概念もあるのでファンには受け入れられるか?
統一した世界観で成功しているマーベル・シネマティック・ユニバースとの違いを出すのにも、DCEUから独立した作品を同時進行で制作するのは賢明な戦略かもしれない。