アベンジャーズ・シリーズではホークアイを演じているジェレミー・レナーだが、この度、もう一つのアメコミ原作映画への出演が決定した。あの『スポーン』だ。
Source:Deadline
レナ―演じるトゥイッチとは?
かつて日本でもフィギュアブームを巻き起こした、イメージ・コミックスの『スポーン』。
原作者トッド・マクファーレン自らが監督し、20数年ぶりの再映画化が進行中だ。既に主役のスポーン=アル・シモンズ役にはジェイミー・フォックスが決定している。
そしてこの度、ジェレミー・レナーがスポーンを追うトゥイッチ刑事役で出演が決定した。
トゥイッチはニューヨーク市警の刑事で、小柄ではあるが頭脳明晰で銃の名手。ファンには「サム&トゥイッチ」の名で知られており、巨漢のサムとコンビを組み、スポーンの関係した事件を調査する。本来は脇役であるが人気が出たために、独立した主役シリーズを持っていたこともある。
トッド・マクファーレンは今回のキャスティングについて、こう話している。
「初めての監督なので、最も才能のある人たちで周りを固めたかった。トゥイッチ役にはできるだけ力強い人物が必要だった。彼は映画の顔だからね。ジェレミーは最高だよ、彼の大ファンなんだ。このキャラクターにはボディビルダーのような筋肉や、ファッション誌のようなハンサムな顔は必要ない。親しみを感じさせる人間を探していた。普通の人間の悲しみを引き出せる人間が必要だったんだ」
マクファーレンが求めたのは、ホークアイのような派手なレナ―ではなく、『ハート・ロッカー』や『ウィンド・リバー』で見せた演技派の顔だったようだ。
ストーリーの詳細は未だ不明だが、「スポーンがアーサー王で、トゥイッチはランスロット」という表現もあり、二人が協力する展開になるのかもしれない。なお、相棒のサムについては触れられておらず、登場するかは不明である。
映画『スポーン』は2019年公開予定。