ジェームズ・ガン監督、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』から降板。過去のジョークが原因

ジェームズ・ガン監督は、数年前にツイッターに書き込んだ不快なジョークが発掘されたことが原因で、2020年公開予定の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3(仮)』から降板することが決定した。

Source:CBRThe Hollywood Reporter, Wrap

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原因は、ガン監督が過去にツイッターに書きこんだ下品なジョーク

問題になっているのは、ガン監督が数年前にツイッターに書き込んだジョークで、小児性愛とレイプをネタにした不快なものだった。古いものだと2009年と、10年近く前の話だ。

見つけ出したのは、右翼の作家・ジャーナリストでトランプ大統領の熱心な支持者でもあるマイク・セルノヴィッチという人物。ガン監督は、リベラルでトランプ大統領にたびたび批判的な発言をしていたので、その報復が目的と思われる。

ガン監督は自分の過去の発言を恥じ、こう謝罪した。

「私の経歴を追いかけている人の多くは知っているでしょうが、この仕事を始めた時、私は自分のことを、極悪でタブーとされている映画を作ったりジョークを言ったりする、扇動者として見ていました。

なんども公に討論するにつれ、私も人として成長しました。私の仕事やユーモアも同様です。

より良い人間になったとは言いませんが、私は数年前とはとても、とても違う人間になっています。

今日では私は自分の仕事を、怒りよりは、愛や人との関係に根付いて行おうとしています。

ショッキングでリアクションが得られるからと、何かを言う日々はもう終わったのです。

過去において、私は人を傷つける自分のユーモアについて謝罪しました。本当にすまないと思っていますし、全ての言葉に嘘はありません。

参考までに言うと、ショッキングなジョークを言って仕事にしてた頃、上手くいっていませんでした。妙な宣言ですが、まったく正直な事実です。かつて私は不快なジョークを言っていましたが、もうやめています。

このことで過去の自分を責めませんが、今の方が自分を好きですし、自分をより人間だと、クリエイターだと感じています。全ての人に愛を」

実はガン監督が過去の行いで責められるのは初めてではない。1作目の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の監督に決定した頃、自分のサイトの性的なジョークについて謝罪したことがあった。その時は許されたのだが……

ガン監督「ディズニーの決定を理解し受けとめる」

この騒ぎを受け、ウォルト・ディズニー・スタジオ社長アラン・ホルンがこう声明を出した。

「ジェームズのツイッターで発見された不快な態度と発言は、擁護できません。我々のスタジオの価値観とも矛盾します。

我々は、彼とのビジネス上の関係を断ちます」

と、事実上の解雇宣言。仕方ないのかもしれないが、なんとも厳しい対応だ。

ガン監督は、この決定に対しこうコメントした。

本日のビジネス上の決定を理解し、受けとめます。

何年前の話であろうと、私はその時の自分の振る舞いに対する全責任を取ります。

今、私に出来ることは、誠実で心からの後悔を示すよりほかには、出来る限り人間らしくあることです。受け入れ、理解し、平等であることに専心し、自分の公的な発言や公的な議論への債務に、より配慮することです。

映画産業に関わる全ての人とそれ以外の人にも、もう一度、深い謝罪の意を示します。

全ての人に愛を」

ガン監督のジョークは褒められたものではないのは確かだが、10年近く前の発言が掘り起こされ解雇にまで発展するのかと、驚きは禁じ得ない。最近のセクハラ騒動の連続で、ハリウッド業界も過敏になっているのかもしれないが……。

とにかく反省すべきは反省して、いつの日か復帰してもらいたいと個人的には思う。

なお、2020年公開予定の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3(仮)』は、ガン監督が既に脚本を書き上げ、来年1月には撮影に入る予定だった。今回の件の影響については、まだ判明していない。

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