マーベル・コミックスは、7月から始まるジョナサン・ヒックマンがライターを務めるX-MENの新シリーズについての情報を公開した。
Source:Marvel
チャールズ・エグゼビアがミュータントを新たな地へ!
『ハウス・オブ・X(HOUSE OF X)』
チャールズ・エグゼビアが、ミュータント種族に関するマスター・プラン(基本計画)を明らかにする。それはミュータントを人類の影から、もう一度、陽のあたる場所へ導くものだった。
表紙には、セレブラのヘルメットらしきものを被ったエグゼビアと思われる人物を中心に、サイクロップス、ジーン・グレイ、マグニートー、ウルヴァリンが登場している。
雰囲気的には、グラント・モリソンの『New X-MEN』を思わせるが、どうだろう?
プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアは『AvX』においてサイクロップスの手で殺されたが、その後、ファントメックスの体を(本人の承諾の上で)乗っ取り復活を遂げた(したがって車椅子ではなく、普通に歩ける)。しかし「独自の計画がある」として、X-MENとは別行動を取っていた。
チャールズが久々にX-MENの指導者として返り咲くようなので、ファンは要注目だろう。
ライターはジョナサン・ヒックマン。アーティストはペペ・ラルラース。
X-MENの過去、現在、未来の秘密が明らかに!
『パワーズ・オブ・X(POWERS OF X)』
ミュータント種族の隠された過去、現在、未来が明らかになる。それは、これまでの、そしてこれからの全てのX-MENの物語の見方を変えてしまうものだった。
こちらはなかなか謎が多いシリーズだ。ちなみに、「X」は「エックス」ではなく、ローマ数字の10(テン)。この数字が何を意味するかは、目下のところ不明だ。
ライターはジョナサン・ヒックマン。アートはR.B.シルヴァ。
どちらのシリーズも、7月からスタートする。2つのシリーズは互いに関連しており、全体を理解するには両方を読まなければならないらしい。ともあれ、X-MEN新時代を告げるシリーズになりそうなので、ファンは必読だろう。