2019年7月公開予定の新作映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の撮影現場で、ジョン・ファヴロー演じるハッピー・ホーガンの姿が目撃された。
『アベンジャーズ4』後の世界で、ハッピーの役割は?
アイアンマン=トニー・スタークの部下であり友人でもあるハッピー・ホーガンは、MCU第一作目の『アイアンマン』(2008)から登場している最古参キャラクター。脇役ながら味のある存在感で、マーベル映画を支えてきた影の功労者だ。(もちろん演じるジョン・ファヴローの、監督としての功績は言うまでもない。)
今年の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にも出演していたが惜しくも出番はカットされ、発売中のBlu-rayでのみ姿を確認できる。
そんなハッピーだが、新作映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の撮影現場で姿が目撃された。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、ピーター・パーカーがヨーロッパへ友人たちと一緒に夏休みの旅行に出かけ、その先々でトラブルに出会うといったストーリー。既にロンドンなどで撮影が始まっている。
ハッピーは前作『スパイダーマン:ホームカミング』でも、忙しいトニーの代理としてピーターの相談役で登場。今時の若者に閉口しながらも、最後にはピーターの活躍を認め、ボスのトニーにその資質を進言し、ピーターに対する評価を改めさせるきっかけになる重要な役柄だった。
しかし気になるのが、この映画が『アベンジャーズ4(仮)』後の世界が舞台になることだ。同作でMCUからの引退が示唆されているロバート・ダウニー・Jr 演じるトニー。彼がどういう運命をたどるかはまだ不明だが、『ファー・フロム・ホーム』には登場しないと予想されている。
ハッピーはトニー不在の世界で、その意思を継いでピーターの後見役を務めるのだろうか?
また同映画には、既にサミュエル・L・ジャクソン演じるニック・フューリー、コビー・スマルダーズ演じるマリア・ヒルの登場もほぼ確定している。ピーターの新たな指導者となるのはフューリーではないかと予想する声もある。
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ハッピーが、この(元?)S.H.I.E.L.D.の面々と、どういう絡みを見せるのかにも注目だ。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』はジョン・ワッツ監督、トム・ホランド主演で、2019年7月5日に全米公開。