『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』キャストが、ジェームズ・ガン監督解雇について公開状を発表

ジェームズ・ガン監督が過去のツイッターでの発言によりディズニーから解雇された問題について、クリス・プラットら映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のキャストが共同で公開状を発表した。

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ガーディアンズからの手紙「ジェームズ・ガンを全面的に支持する」

7月20日、ガン監督はオルタナ右翼により過去のツイッターに書きこんだレイプや小児性愛のジョークを発掘され、それを問題としたディズニーに、その日のうちに解雇を言い渡されるという事件が起こった。

関連記事:ジェームズ・ガン監督、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』から降板。過去のジョークが原因

以降、様々な俳優、著名人がこの件に意見を表明したが、30日、当事者である『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のキャスト一同が共同で公開状(Open Letter)を発表した。(クリス・プラットのInstagram)

少々長くなるが、以下がその内容だ。

”ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”キャストよりの公開状

ファンと友人たちへ:

我々は全面的にジェームズ・ガンを支持します。我々は皆、先週の彼の突然の解雇にショックを受けました。そしてこの10日間、考え、祈り、聞き、話し合うために意図的に反応するのを待っていました。その間、ガンが(ガーディアンズ)Volume.3の監督に復帰するのが見たいという、ファンやメディアの仲間からの漏れ伝わる支援の声により勇気づけられ、同時に、彼の周囲の多くの奇妙な陰謀論を簡単に信じてしまう人たちに落胆したりもしました。

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に参加できたのは、我々一人一人の人生における大きな名誉でした。ジェームズに対する愛と支持、感謝を表明せずに、この瞬間を過ごすことはできません。我々はここで、彼の何年も前のジョークをかばうわけではなく、ガーディアンズ1,2作を作るために共にセットで過ごした何年もの経験を分かち合いたいのです。解雇に伴い彼が見せた人格は、彼がセットで毎日見せていた人物像と一致します。現在、そして何年も前にこれらの発言が最初に指摘された際の、彼の謝罪は心からのものであったと信じています。我々全員が知る、信頼と愛に満ちた心からの。

はみだし者たちが贖罪を見い出すという物語を語る手助けにキャスティングすることで、彼は我々の人生を永遠に変えました。贖罪のテーマが、今ほど適切なことはないと信じます。

我々一人ひとりが、友人であるジェームズと、将来再び働くことを期待しています。彼の物語は終わっていません。決して終わってはいないのです。

世論という法廷には、適切な手続きというものはほとんどありません。ジェームズが裁きにかけられる最後の善人とは思えません。この国の政治的な分断が広がるのを放っておけば、今回のような例は今後も続くことは間違いないでしょう。しかし我々は、アメリカ人が政治的スペクトルを超えて、誹謗中傷をやわらげ、大衆を精神的に兵器化するのをやめるよう願っています。

我々の望みは、今回の事件が、デジタルの石板に言葉を刻む時、その書かれた言葉の使用に関して、我々自身と互いに対し大きな責任があるということを理解する例として役立つことです。我々は社会としてこの経験から学び、将来、何を表現したいか決める前に、もう一度考えるようにするでしょう。そう学ぶことで、互いを傷つける代わりに、助け癒す能力に利用できるかもしれません。我々の言葉を読むために時間を取っていただいて感謝いたします。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

そして最後に、キャストの皆のサインが入っている。

クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、ブラッドリー・クーパー、ヴィン・ディーゼル、ショーン・ガン、ポム・クレメンティエフ、カレン・ギラン、そしてマイケル・ルーカー。

ガーディアンズからの心からの手紙だ。

正直、これを発表することには勇気が要ったろうと思う。ガンのジョークは、米国では特にタブーとされている小児性愛のものも含んでおり、下手をすれば、それを容認すると誤解される恐れもある。

そういうリスクを承知で、彼らはガンに対する支持を表明した。

それは彼らにとってガンが、単なる仕事仲間ではなく、友人であり恩人であり、そして家族だったからだろう。正に彼らは、ガーディアンズだった。

この公開状でガンの解雇が覆るかと言えば、正直わからない。今すぐにどうこうは難しいかもしれない。しかし、いつの日か、彼らがまた共に働ける日が来ることを一ファンとして望んでやまない。

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