『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の初期脚本では、キャプテン・アメリカはワカンダ戦まで登場しなかった!?

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の名場面の一つに、ワンダヴィジョンの危機にさっそうと現れるキャプテン・アメリカ=スティーブ・ロジャースがある。観客が喝采を上げた演出だったが、実は本来、キャップの登場はもっと遅かったらしい。ジョー・ルッソアンソニー・ルッソ監督がインタビューで明かした。

※以下の記事には、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の内容が含まれます。

Source:ET

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衝撃!キャップの出番は、ワカンダ戦まで無かった!?

『インフィニティ・ウォー』では出番こそ多くはないものの要所で存在感を見せたキャップだったが、脚本の初期段階では、登場シーンはもっともっと遅かった。

本来キャップの登場場面として考えられていたのは、映画の第三幕、ワカンダでの戦闘だったという。もう映画がクライマックスに差し掛かるところだ。メインキャラクターであるキャップの出番がそこまで無かったというのも驚きだが、驚いたのはマーベルのスタッフも同じだったらしい。

アンソニー・ルッソが笑いながら明かす。

「基本的にジョーと僕を除いたマーベルの全員が、キャップがそんな遅くに映画に登場するのかと、僕らに怒っていたよ。僕らはそこが正しい場所だと考えていたんだ。しかし、しばらくして僕らは、”もっとキャップを出せ”という全員の要求をかなえることにした」

彼は、ワカンダの戦闘でのソーのヒロイックな登場をやるはずだった。あれはもともとはキャップだったんだよ」ジョー・ルッソが付け加える。

「僕らの考えはこうだ。キャップは逃亡している。誰も彼を見つけられない。これはキャラクターを使う説得力のあるやり方だと考えた。特に僕らは(登場キャラクターの)数を減らそうとしてたからね、そうすれば全員を追える。それから、彼を早い段階で登場させるのに、スコットランドでヴィジョンとワンダを救うのが、良い場所だと気がついた。それで、キャラクターのヒロイックな瞬間を並べ替え始めたんだ」

もちろん、ルッソ兄弟がキャップの登場をギリギリまで控えようとしたのには理由がある。

「僕らにとって、映画の前提は常にこうなんだ。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で起きたこと、キャップとトニーが仲違いしたこと、アベンジャーズが分裂したこと、それが原因で彼らはサノスに負けるんだ」アンソニーが説明する。

「トニーとキャップにとって同じチームに戻ることは困難であり、キャップの到着が遅れたのは、彼らが政府から隠れて地下で生きるように強いられていたからだというアイディアをいろいろ試していた。それが常に、映画の基本的な前提なんだ」

なるほど、初期の脚本では『シビル・ウォー』の余波でキャップの戦線への到着が遅れたことが、サノスに対する敗因の一つとなっていた。逆に、キャップの重要性がより強調されていたとも言えるだろう。

しかし驚きなのは、ワカンダ戦でのソーのヒロイックな登場場面は、本来ならキャップがやるはずだったということだ(その場合、ソーはどこで登場するはずだったんだろうか?)。ちょっと想像してみよう。

アベンジャーズが苦戦している中、突如、盾(か何か)が飛んできてアウトライダーズの群れをなぎ倒す。さっそうと登場するキャップ。その姿を見て全員の顔に安堵が浮かぶ。

バナー「ははは、これでもう勝ち目は無いぞー!」

キャップ「サノスを連れてこい!!」

どーん!

うーん、余裕で失禁できる格好良さ(なんでキャップがサノスを知ってるんだとか、細かいことは気にしないでください)。これはこれで名場面にはなっていただろうが、そこまでキャップの出番が無いという寂しさに観客が耐えられたかどうかは定かでない。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』Blu-rayは9月5日発売。

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